製作工程 PRODUCTION PROCESS

「鉄工所」の固定概念を覆す
最先端の製作現場とは?

STEP 01

作図・材料発注・加工指示

BIM(Building Information Modeling)対応の鉄骨専用CAD「Tekla Structures」や「S/F Real4」のソフトウェアを活用し、設計図より施工図の作成・材料発注・工場への加工指示までを包括的に行います。会社のブレインとも言える重要な部門です。

設計・施工図

WORKER’S VOICE
作業担当者の声

TeklaやReal4は大変便利なソフトですが、それを扱うには高度な専門知識を持つエンジニアの存在が欠かせません。弊社では、外国人エンジニアも多く活躍しています。多種多様な考え方に日々刺激を受ける環境は、自分自身の成長にも繋がっているように感じます。また、近年弊社へ多くご依頼頂いている大規模建築物のプロジェクトですと、年単位で携わることになるため、無事に物件が完成した時の達成感は計り知れません。

BIMソフトウェア
『Tekla Structures』・『Real4』

「BIM」はコンピューター上に実物と同じ建物の3Dモデルを再現すると同時に、部品のサイズ等の基本データから製造にかかる期間や工程、材料の品番や価格等、建築に関わる全情報を一元管理できるシステムです。修正が発生してもすべてのデータが自動修正されるため、作業の時間短縮やミスの防止、コストカットにも繋がります。

設計・施工図

STEP 02

品質管理

材料の納品後、発注の規格どおりに届いているかを検査します。その後の製造過程においても工程毎に図面通りに進んでいるかの検査を行い(社内検査:計5回)、さらに第三者機関による検査をクリアして一つの製品が完成となります。

材料・発注

WORKER’S VOICE
作業担当者の声

製造過程で不備が一つでもあると現場は止まってしまうため、品質検査は非常に重要であり、高度な技術力を必要とする業務です。弊社では、UT(超音波深傷検査)ができる専門資格を持つ技術者が業務を担当しています。また、最先端のVRを使った品質検査も社内できることも、この業務に携わる身として誇りに思っています。

材料・発注

STEP 03

一次加工

材料の切断と穴あけ、ショットブラスト(塗装の密着度を高め、錆の進行を抑えるため、小球を吹き付け、鉄の表面に凹凸をつける作業)を行います。一次加工は弊社ではほぼ自動化されています。

一次加工

WORKER’S VOICE
作業担当者の声

一次加工は大型ロボットを使った作業が中心となります。図面通りにカットや穴あけを行うことが最も大切ですが、それ以前に材料を機械に乗せる際、バランスを崩すと大事故にもなりかねないので、安全面にも非常に気を遣っています。大きな機械を動かす作業はとても楽しいです。現在、会社の寮から毎日通勤していて、同じベトナムから来た仲間たちとお喋りや料理を作ったりして楽しく生活しています。

一次加工

STEP 04

組立

一次加工終了後、品質検査を受け、それをクリアすると材料を梁と柱に分けて、各々の工場にて技術者が組立作業を行います。加工後、再度品質検査を受けて、次の溶接へと工程を進めます。

組立

WORKER’S VOICE
作業担当者の声

建築物において、柱は建物を支える最も大切なパーツのひとつなので、ミスは許されません。図面に基づき正確に仕上げることを心がけています。また、弊社はロボットや大型機械を多数導入していますが、組立という工程に関しては手作業が多いだけに、高いスキルとチームワークが要求される部門だと思います。

組立

STEP 05

溶接

加工後の梁や柱にプレート等の部品を溶接する工程です。弊社では、溶接作業のうち6~7割を溶接ロボット、ロボットでは不可能な細かい部分に関しては、技術者が手作業にて美しく仕上げています。

溶接

WORKER’S VOICE
作業担当者の声

私は建物の柱と柱を繋ぐ梁の組立と溶接を担当しています。寸法やプレートのつけ間違えがないように図面をよく確認しながら、現場の工程に合わせて慎重に作業を進めていきます。溶接した後にミスに気づいても「時すでに遅し」ということになりかねないので、特に溶接作業はミスのないように細心の注意を払っています。

溶接

STEP 06

錆止め塗装

梁と柱の最終工程として、ケレン作業(下地処理)と錆止め塗装を行います。ケレン作業とは、溶接の際についた粒や錆を落とすこと。基本的にこの工程は全て手作業で行うため、技術力だけではなく根気や丁寧な作業に対する心意気が必要です。

錆止め塗装

WORKER’S VOICE
作業担当者の声

錆止めや塗装は製品の最後の仕上げであり、お客様に美しい製品を届けるためにも絶対に手を抜くことはできません。下地処理が甘く、錆が残っていると錆止めを塗っても浮いてくるため、ケレン作業は非常に重要です。また、塗料は使用するメーカーにより厚みが異なるので、塗布する技術力だけでなく塗料の知識も必要です。

STEP 07

出荷・現場建方

工場内の工程が全て終わるとトレーラーへの積み込み、出荷作業に入ります。全ての現場ではありませんが、弊社の鳶経験豊富な従業員が合番(建設現場にて製品の受け取り、図面に相違なく設置されるかの確認作業)に伺うこともあります。

現場建方

WORKER’S VOICE
作業担当者の声

運搬時のことまで考えて設計されているとはいえ、製品を積み込む際は走行に支障をきたさないよう、バランスを考えて積んでいきます。合番のときには、誤って設置されることのないよう、確認作業に集中します。従業員一同が作った製品の最後を見届けるのは責任重大ですが、実際に建設現場を見られるのはうれしいものです。

現場建方