職種紹介 JOB INTRODUCTION

作図・積算の仕事【多能工】

建物造りのすべてを
経験してみたいと思います。

設計部

R. N.

2020年中途入社

My Career やりたいこと、興味があることに挑戦する

鉄骨製造の設計職としては、まだ駆け出しですが、建設業としてのキャリアはかれこれ25年近くになります。始まりは大工をしていた父の手伝いです。現場にもよく連れてってもらい、そこで建物造りに携わる色々な人に巡り合いました。特に印象的だったのが足場を組む鳶の人達で、自分もやってみたいという気持ちが高まり、二十歳を前に鳶に転職しました。鳶は奥が深い仕事で、クレーンの組み上げや重量物の建て方工事も担います。鉄骨には当時から馴染みがありました。当社への転職の動機はこれまたシンプルなもので、今度は溶接をやってみたいという興味からです。いささか衝動的ではありますが、自分の場合、後先を考えるより「まずはやってみる」、それが性に合っているようです。

My Work 設計は全く未経験。目下、作図作業に奮闘中!

入社後10ヶ月を経過した頃、設計部で人が足りないと言う事情を耳にしました。溶接の仕事は前職でも多少の経験がありましたので、これを集中的に取り組んだことから、短期間でスキルを磨くことができたタイミングでした。仲間内からは図面を描いてみないかと勧められることもあり、最初は冗談半分で受け止めていたのですが、折角の機会なので、思い切って手を挙げました。元々、パソコン作業に長けていたわけではないので、まさにゼロからスタートではありましたが、先輩となる若いミャンマー人スタッフにも恵まれたこともあり、半年程度でCADツールを用いて作図するに至りました。使用ツールはReal4です。自分が作った図面を工場へ直接出図し、工場がそれを元に製品へと仕上げていくことから、責任は重大です。「有るべきところに部材が無い」というような入力漏れや納まりの検討不足など、まだまだ上長の指導を受ける状況にありますが、それゆえ仕事の面白みは十分に感じています。

Welcome Message 何でもできるマルチプレーヤー、多能工を目ざす

「39歳にして設計職デビュー」と聞くと、「そんなの無理だろう」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、やってみると意外と不可能な世界ではありません。特に当社の場合、多様な人たちが切磋琢磨しているのでお互いに刺激しあったり助け合ったりと、ボトムアップしていくという雰囲気に満ち溢れています。自分は当面、設計職を全うすることを目標にしていますが、状況に応じて、現場の溶接などの加工要員として応援要請を受けることもあり、それはそれで喜んで参戦しています。自分から言うのも何ですが、いざとなれば現場納品や鳶の作業も手伝うつもりです。「やれるかやれないか」で足踏みするのではなく、「やってみる」。結果よりも、まずは挑戦する、そこから生まれてくることを大切にしたいと思います。